アルバイトを行うために

貧乏学生と言う表現がありますが、そんな言葉が死語になる程学生の暮らしは豊かになっています。親からの仕送りで悠々自適に暮らすことも可能ですが、学生のうちにしておくべき経験というものがあります。友人とのサークル活動や、アルバイトがそれにあたるのではないでしょうか。賃金を得て生活を豊かにすることも目的ですが、アルバイトには他の重要な目的があります。

その最たる目的が、接客マナーの向上ではないでしょうか。労働をする上では様々な法規があり、それらをマスターすることから全てが始まります。挨拶、上下関係、トラブルの対処法…それらの全てが、実際の社会に出て役に立つことばかりです。特に近年問題になっているのが、他人とコミュニケーションを図れなくなっている若者です。パソコンやスマホ依存とリンクしているのかもしれませんが、コミュニケーションを図る方法が分からなければ、社会から阻害されているように感じてしまいます。

学生だからと許されることばかりではありませんが、若さは少々の失敗が許されるアドバンテージがあります。複数のアルバイトを掛け持ちするのも良いですし、深夜に働いて身体を酷使してみるのも良い経験です。何をしても、自らの血と肉になるはずです。